トヨタ自動車が9日発表した2012年3月期連結決算は、売上高が前期比2・2%減の18兆5836億円、営業利益が24・1%減の3556億円だった。東日本大震災やタイ洪水による減産の影響を受けて落ち込んだ。ただ、昨年10月以降の増産で挽回し、とくに国内で自動車販売が伸長。加えて為替が3月末にかけて円安傾向を強めたことで、従来予想に比べて売上高は2836億円、営業利益は856億円上回った。
最終利益は30・5%減の2835億円で、従来予想を835億円上回った。
13年3月期は、国内はエコカー補助金・減税の政策効果、海外は新車の投入効果などで、販売台数で前期比134万8千台増の870万台を見込む。これにより今期の業績予想は売上高が18・4%増の22兆円、営業利益が2・8倍の1兆円に急回復するとした。
同日会見した豊田章男社長は、「着実に利益を出せる体質に改善している。平穏無事であれば業績の結果は出せる」と語った。






