昨年、不法残留で強制退去処分となった韓国人の女が特殊テープを指に張り付け、同システムをすり抜けて青森空港から再入国していたことが判明。警戒を強める中での新たな手口の登場に、関係機関も対策に追われている。
入管当局は今年から、青森空港事件などを受けて認証システム頼りの審査を見直し、指紋読み取り機が異常を察知した場合は、入国者の指紋を直接肉眼でチェックする方法に改めた。
この結果、成田空港では1月以降、指紋の一部を切除した後に縫い合わせたり、やすりのようなもので指紋を削った中国人の男女計4人を相次いで発見。千葉県警が、この4人を入管難民法違反容疑で逮捕し、いきさつを詳しく調べた。
県警によると「中国で、5千元(約7万円)で医者に手術してもらった」などの供述を得ており、中国側の密航あっせん組織が関与している可能性もあるとみて、動向を注視している。
東京入管成田空港支局は「出入国が活発になる夏の繁忙期を控え、今後も厳重な警戒を心がけたい」と話している。
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【用語解説】生体情報認証システム
テロ対策や強制退去者の再入国を防止する観点から、16歳以上の外国人に入国審査で指紋と顔写真の提供を義務付ける制度。改正入管難民法施行により、平成19年11月に導入された。提供された個人識別情報は、過去に強制退去処分を受けた外国人や、警察の指名手配者らの指紋を登録したデータベースと照合。一致した場合は入国拒否や警察への通報が行われる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090629-00000073-san-soci
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